食洗機購入前や購入後にこう思ったことはありませんか?
- 食洗機って電気代どれくらいなんだろう?
- 電気代を考えると手洗いの方がお得なのかな?
- 家計を圧迫するのかな?
結論は、食洗機は電気代はかかるものの、
手洗いに比べて年間8,600円〜18,600円節約できます。
家計に優しい電化製品です。
また、手洗いを食洗機に変えるだけで、お金の節約だけでなく、皿洗いの時間を節約できます。
その結果、新たな時間を創出することができ、豊かな毎日を過ごすことできます。
それでは以下にて、手洗いと食洗機では、実際にどれくらい違うのかを経済産業省資源エネルギー庁とパナソニックの調査結果をご紹介ご紹介します。
①年間差額 8,870円(経済産業省資源エネルギー庁)
経済産業省資源エネルギー庁は毎年「省エネ性能カタログ」を発表しており、PDFや電子版でいつでも誰でも見ることができます。
食洗機に限らず、さまざまな家電について書かれているのでご興味のある方は経済産業省資源エネルギー庁のホームページをご覧ください。
省エネ性能カタログ2015年と2016年版に食洗機(食器洗い乾燥機)の記載がありますのでその結果をご紹介します。
■手洗い 年間 約25,510円 ガス81.62㎥、水道47.45㎥
■食洗機 年間 約16,640円 電気525.20kWh、水道10.80㎥
結果:食洗機 年間約8,870円もお得に
■前提条件 手洗い、食洗機ともに1日2回使用
・手洗い:給湯器40℃(冷房期間は給湯器を使用しない)、使用水量65ℓ/回
・食洗機:標準モードを利用
食洗機は電気料金がかかりますが、
水道料金とトータルで考えると1年間で大きな省エネに
「省エネ型製品情報サイト」(経済産業省資源エネルギー庁)(http://seihinjyoho.go.jp/)を加工して作成
家庭における用途別の水使用量の割合と世帯人数別平均使用水量(1ヶ月あたり)をみてみると、こんなにも炊事に水を使用しているみたいです。
出所:東京都水道局「平成24年度一般家庭水使用目的別実態調査」より作成
②年間差額 8,600円(パナソニック スリムタイプ)
パナソニックの調査結果ではどうでしょうか。
まずは、スリムタイプです。
■手洗い 年間約26,000円
1回の経費:約35.7円(洗剤2.9円、ガス0.11㎥:約19.4円、水道51ℓ:約13.4円)
■食洗機 年間 約17,400円
1回の経費:約23.8円(洗剤3.6円、電気670kWh:約18.1円、水道8ℓ:2.1円)
結果:食洗機 年間約8,600円もお得に
■前提条件 手洗い、食洗機ともに1日2回使用。手洗いはお湯を使用
4人分相当の食器(食器24点、小物16点:日本電機工業会自主基準)
先ほどの結果とほぼ同様でした!!
③年間差額 18,600円(パナソニック レギュラータイプ)
つづいて、私も愛用しているレギュラータイプ「Panasonic NP-TZ300」の結果です。
■手洗い 年間約38,600円
1回の経費:約52.9円(洗剤4.9円、ガス0.17㎥:約28.4円、水道75ℓ:約19.6円)
■食洗機 年間 約20,000円
1回の経費:約27.3円(洗剤3.6円、電気770kWh:約20.8円、水道11ℓ:2.9円)
結果:食洗機 年間約18,600円もお得に
■前提条件 手洗い、食洗機ともに1日2回使用。手洗いはお湯を使用
5人分相当の食器(食器40点、小物20点:日本電機工業会自主基準)
④金額以上のメリット
以上、ご紹介のように
手洗いに比べて、食洗機は年間8,600円〜18,600円もお得になります。
さらに、食洗機には金額だけではなく、
月15時間・年間183時間も皿洗いの時間を削減できます!!
これは金額以上のメリットがあると思います。
仮に東京の最低賃金で1,041円計算すると”86,403円”になります。
Panasonic NP-TZ300が約10万円なので、十分にもとが取れるのではないでしょうか?
ご興味のあるかたは下記も読んでみてください。
食洗機の電気代を節約する方法
では、最後に食洗機にかかる電気代を安くする方法をご紹介します。
1、食器をまとめて洗う
1日に数回食洗機を回すより、ある程度食器が溜まった後にまとめて洗浄することで
洗剤代・水道代・電気代を節約することができます。
パナソニックのナノイーXが付いた食洗機だと、ナノイーXキーをタッチすると12時間、ナノイーXを送風してくれます。
これにより、汚れた食器を入れた際の匂いを抑えることができるので、まとめ洗いがしやすくなります。
焼き魚の匂いで検討した結果がこちら!
引用:https://panasonic.jp/dish/products/features/nanoex.html
2、乾燥または運転時間を短くする
モーターを動かすための電力が65Wに対して、ヒーターは1,100Wと電力を消費します。
食洗機の洗浄が終わったら、扉を開けて余熱で自然乾燥することで電力の消費を抑えることができます。
もし、乾燥時間を選択できる食洗機をお使いならば、短い時間に設定することで節約になります。
なお、私も使用しているパナソニックのレギュラータイプ「Panasonic NP-TZ300」では
乾燥時間が選択できない仕様になっていますが、
食器の数や汚れに応じて、運転内容をレベル1〜レベル5まで選択できます。
これにより運転時間を調整できます。
私は基本的にレベル3を使用し、食器が少ない時はレベル2を使ってます。
3、食洗機を回すのを夜間にする
タイマー機能付きの食洗機の場合、電力の安い夜間に回すことで、電気代を節約できます。
Panasonic NP-TZ300の場合、コースを選択してタイマーをセットすれば、
4時間後にスタートしてくれます。なぜ4時間一択なのかは疑問ですが、非常に便利です。
実際に、私の使っている北陸電力の電気料金プラン”くつろぎナイト12”では、
下記グラフのように夜間の料金は、平日昼間の半分以下になります。
4、電気代が安くなるプランに変更する
私も、今契約している北陸電力の電気プランや他社のプランを検討してみました。
結果として、上記でもご紹介した夜間の電気料金がお得になる現行のプランが安いと判断しましたので、そのままにしてます。
もし、電力プランの見直されたことがない方は、契約されている電力会社にもさまざまな電気プランがありますので、見直してみてください。
それだけでもお得になる可能性があります。
ここまでお読みいただきありがとうございました。